バリ島観光

バリ島観光の概要

バリ島はジャワ島の東の端にあるとても小さな島です。インドネシアの他の地域とは違い、島民の90%がヒンドゥー教徒という異彩を放っています。バリ島は、正式にはインドネシア共和国バリ州で、その面積は約6500k㎡で、東京都の2.5倍ほどにあたります。バリ州は8つの県からなり、南部のリゾートエリアにある州都のデンパサールやヌサ・ドゥアはバトゥン県、ウブドはギャニャール県に属します。年間の平均気温は約30度ですが、キンタマーニなどの山岳部は18~24度と平地部と比べると涼しく、出かけるときは薄手のセーターなどが必要となることもあります。

バリ島の魅力の一つは多様で鮮やかな自然が存在しているということです。のどかな田園風景、そそり立つ火山、素晴らしい南海の美しさと水平線に沈む真っ赤な夕日、豊かに実るフルーツ、熱帯植物が生い茂るジャングル、優雅で華麗なバリ芸能、緩やかに流れるガムランの調べ、そんなバリ島ではバリ・ヒンズー教に根差した文化の中でゆっくりと時間が流れています。

州都のデンパサールは、50年以上にわたりバリ島の発展と繁栄を支えてきたバリ州の中核都市であり、急速な発展を遂げたアジアの都市に共通した、喧騒や混沌とした雰囲気がその特徴です。バリ島の公用語はインドネシア語ですが、バリ人同士の会話ではバリ語が使われることも多いようです。外国人が利用する地域などでは英語でも通用することが多く、最近では日本語を話す人も増えているようです。

バリ島への行き方と交通

日本からバリ島のデンパサールへは、ガルーダ・インドネシア航空と日本航空が直行便を就航しています。フライトによって異なりますが、所要時間は約7時間~8時間、ジャカルタ経由の場合には、ジャカルタまで約7時間30分、そこで乗り換えてデンパサールまで約2時間の道のりです。デンパサールからはインドネシア国内各地への国内便があり、ジャワやロンボク、その他の島々にも国内便が出ています。デンパサール・ングラライ国際空港からデンパサール市内までは13km、エアーポートバスかエアーポートタクシーで市中心部まで所要時間は約30分です。

海路で島間を移動する場合は、隣のジャワ島やロンボク島との間をフェリーが頻繁に運航しています。ジャワ島の主要都市へは、デンパサール市内から、フェリーでジャワ島へ渡った後に各都市へ行くバスの便があります。バリ島内では、バスとベモと呼ばれるバンが公共交通の中心で、バスは主要都市間を中心に運行しており、ベモの路線はデンパサールをハブにして島内を網羅しています。タクシーは、メーター付きのタクシーがあり、デンパサール、クタなどで走っています。

バリ島とロンボク島の主な観光ポイントには、シャトルバスが定期的に運行しており、公共のバスより割高ですが、外国人には便利で人気があります。島内の移動には、レンタルバイクもありますが、概してバリ住民の運転は荒く事故も多発しているので充分に気をつける必要があります。その他バイクタクシーも市街地に待機しており、近距離を移動するのに利用されています。

バリ島のホテル事情

バリ島には数え切れないほどのホテルが立ち並んでいますが、ビーチリゾートならクタやヌサドゥアといった海沿いの場所が適しており、賑やかな場所を場所を避けて静かに暮らしたい場合には、バリの伝統的な文化を感じられる芸術の村ウブドがお勧めです。

バリ島には、週や月単位の短、中期でも利用できるサービスアパートメントやコンドミニアムがあり、これらの多くはホテル形式で設備が充実しているのが特徴です。家具や電化製品はすべて揃っており、キッチンもついて料理もできるようになっており、パブリックスペースにはレストランやプール、ジムを併設しているところが多いようです。

ホテルでは、1泊250ドル以上の超高級リゾート、高級ホテルでは100ドルからあり、中級ホテルは1泊30ドル前後からあります。また、ロスメンと呼ばれる小規模経営の民宿のような安いホテルもあり、基本的には 泊まるための最低限の設備があるだけでホテルのようなサービスはなく民宿のようなものです。1泊あたりの料金は、水シャワーだけの1万5千ルピア前後からお湯の出るバスタブ付きの15万ルピア前後くらいまであり、オーナー家族との交流など大型のホテルにはない楽しさもあります。

最近では、レンタルヴィラという、各棟が独立して専用の庭が付く完全プライベートなコテージタイプのホテルがバリ島のいたる所に建てられています。静かな環境に立地しているところが多く、部屋も2LDK~4LDKと広く、家具や電化製品、キッチンに食器一式などが揃い、ファシリティが充実していてプールやジムスパなどの設備があり、中にはプライベートプールが各棟に備わっているところもあり、専属のメードさんが付きホテル以上のサービスが受けられるようなところもあります。その分費用もかさみ、小さな部屋でも1泊あたり100ドル以上になりますが、高級ホテルに滞在するのと変わりはなく、目的や好みで選択するのがいいでしょう。

バリ島グルメ情報

インドネシアは多民族国家ということで、インドネシア料理と言っても様々なものがあります。熱帯の赤道直下の国ということもあって、多様な香辛料を使ったものが多く、代表的な調味料は、ケチャップマニスやサンバルソースでココナツミルクも多用され、味はスパイシーなのが特徴ですが、全体的に日本人好みの味つけのものが多いです。目玉焼きとエビせんべいが添えられたサンバルソースが少し辛い炒飯のようなナシ・ゴレン、ナシゴレンの米を麺にかえた焼きそばのようなミー・ゴレン、鶏肉や牛、豚肉などを串に刺してピーナッツソースのタレをかけたサテ、カレー風味のソト・アヤムというスープ、茹で野菜にタフと呼ばれる豆腐、ゆで卵をピーナッツソースであえたガド・ガド、などが日本人にもよく知られたインドネシア料理です。

白いご飯に肉や魚、野菜などを料理したおかずとサテなどを自分の好きなようにトッピングしていくナシ・チャンプルや、ナシプティと呼ばれる白いご飯にバリ風漬物が付き、野菜炒めなどと組み合わせていく定食のようなもの、ツミレや野菜がどっさり入っているさっぱりラーメンのようなミー・クワァなどは飽きが来なく、バリに海外ロングステイする人たちも好んで食べているようです。

同じインドネシア料理でもバリにしかない料理もあり、バビ・グリンと呼ばれる豚の丸焼きなどはその代表的なものでしょう。イスラム教徒の多い他の地域ではお目にかからない豚肉の料理で、本来は祭りや宗教儀式に作られるものですが、最近ではこれを普段に出すワルンと呼ばれる屋台や大衆食堂も増え、高級レストランでも出すところもあるようです。サテも豚肉やウミガメの肉、魚のすり身を素材にするのはバリならではです。バリでは、家庭料理から宮廷料理までの幅広いバリ料理が、街中の屋台や大衆食堂、高級レストランなどで楽しめます。

フレンチやイタリアンなどの各国料理なども街中には数多くのレストランがあり、日本食レストランもバリには数多くあり、寿司屋やラーメン店などの専門店まで揃っていますから、和食が恋しいときにも心配する必要はありません。

バリ島の電圧、他。。

バリ島の電圧は220Vですから、日本の電化製品はそのままでは使えず変圧用のコンバーターが必要です。プラグ形式も丸ピン2穴で日本とは違います。また、バリ島では天気が悪く雷が鳴っている時などにまれに停電することがあり、たいていはすぐに復旧しますが、懐中電灯やロウソクは必需品です。電話は、ホテルやサービスアパートメント、レンタルヴィラなどではあらかじめ設置されています。また、インドネシアでは公衆電話事情があまり良くないのですが、ワルテル(WARTELL)と呼ばれる私営の電話通信サービスが街のいたるところにあり、料金も公衆電話と大差はなく、割引サービスもあるので長距離電話や国際電話には便利です。家を賃貸したり購入するなど場合には、地域によっては電話の新規申し込みから加入まで相当時間がかかるため、すでに電話が設置されている住宅を探す方がいいようです。

携帯電話は2005年には4200万人が所有しており、急速に普及しており街中では簡単に購入することができます。通話はGSM方式で、番号などのデータの入ったシムカードを入れる方式です。契約タイプとプリベイトタイプがありますが、海外ロングステイの場合にはプリベイトタイプがいいでしょう。携帯電話の本体価格は60万~500万ルピアと機能により幅がありますが、普及タイプならシムカード込みで80万ルピア(1万円程度)であります。

パソコンを持参してインターネットを始める場合には、現地電話会社であるテレコムのプロバイダーで時間制のプリベイトカードを発行しており、街中でたやすく手に入ります。また、最近では低速ADSLのブロードバンドも普及しつつありますが、まだまだ一般的とはいえません。バリ島の電話回線は電話機に直付けのタイプが多く、日本のようなモジュラージャックタイプはまだ少数で、直付けタイプの場合そのままではパソコンと接続できませんが、高級ホテルでは接続アダプターケーブルの貸し出しがありますし、街中でも接続アダプターケーブルは手に入ります。観光客の多いバリ島では街中に多くのインターネットカフェがあり、その殆どがが日本語対応しており料金は1分で500ルピア程度です。

バリ島のレストラン

バリ島は観光の島でもあり、様々な各国料理が楽しめるレストランやカフェは島中いたるところにありますし、日本食レストランも50を超える数の店があり、ラーメン屋にすし屋などの専門店も揃っていますから、日本食に不自由するようなこともありません。街中のカジュアルなところから、各地にある高級リゾートのレストランまでその形態も好みと予算でセレクトできます。マクドナルドやケンタッキーなどのファストフードはあちこちのショッピングモールなどに揃っていますが、同じショッピングモールに併設しているフードコートでは、バリならではのローカルファストフードも数多く楽しめます。

インドネシア料理やバリ料理は、街のいたるところで屋台やワルンと呼ばれる大衆食堂では5千~1万ルピアで気軽に味わえますし、ちょっと小粋なレストランでも、ナシゴレンなどは2万ルピアも出せばシーフードたっぷりの美味しいモノが味わえます。街中や郊外のリゾートホテルには高級なレストランも数多くあり、予算や気分でセレクトできます。

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